フィリップス大学日本校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 05:43 UTC 版)
「フィリップス大学」の記事における「フィリップス大学日本校」の解説
1989年、日本の京都府宇治市の宇治郵便局向側に京都科学技術学園と共同で日本校を開校した。日本校の学生はイーニドキャンパスで1年間授業を受ける必要があり、卒業後はフィリップス大学の学位を取得できた。日本校のいくつかの授業はイーニドキャンパスの教員が担当していた。大阪府大阪市に京橋キャンパスと天満キャンパスが設置されていたが、宇治キャンパスとは違い単なる都会にあるビルのような造りとなっていた。協定により、学生は日本国外で取得する必要がある単位を大阪のキャンパスで取得することもできた。 1992年、フィリップス大学は、京都科学技術学園とともに日本で大学を運営していた民間企業であるフィリップスジャパン株式会社と、京都科学技術学園の理事長・山崎種三に対して訴訟を起こした。この訴訟では、被告が日本政府に対して税金を払わず、フィリップス大学が契約に基づいて支払った税金を支払わず、フィリップス大学の名前を不正に使用した疑いがあると主張した。 1995年4月、新しいバイリンガル・バイカルチュラルな教育プログラムを作成することにより、日本でのアメリカ式教育をさらに進歩させるという新たな目的のために、フィリップス大学インターナショナル(PUI)が創設された。1996年秋、PUIは京都府京田辺市に移転し、京都インターナショナルユニバーシティーの名称で、フィリップス大学から独立した教育機関になった。 現在、京橋キャンパスは天満研修センターとして活用されている。
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