フィッティパルディ EF7 ビジョン グランツーリスモ by ピニンファリーナ
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第21弾として2017年3月7日のジュネーブモーターショーで公開された、F1/インディ500レーサーのエマーソン・フィッティパルディとピニンファリーナによるビジョン・グランツーリスモ。グランツーリスモSPORTから収録される。フィッティパルディ氏は「誰もが扱えて、それでいて圧倒的なレース性能を有するスーパーカー」を作り出すことを夢見て、自身の名を冠した自動車メーカー「フィッティパルディ・モータース」を設立し、EF7を発表。 スタイリングは2ドアクーペで、構想段階で、鮫をモチーフにし、ピニンファリーナが巧みに視覚化。スリークなフロントセクションとボリューミーなリアセクションを組み合わせることで、鮫の持つ精悍さをエクステリアに封じ込めた。ウイング形状としたフロントや床下の気流マネージメント、ボディと一体化した大型リアウイングなど、エアロダイナミクスでも第1級の性能を織り込んでいる。 シャシーの開発で最優先されたのは軽さと低重心。ボディはカーボンファイバータブを2つ組み合わせた構造で、エンジン、ギアボックスといったパワートレインは極限まで低く搭載されている。パワートレインにはドイツのレーシングカーコンストラクターHWA社が開発した4.8Lの自然吸気V8エンジンをミッドシップに搭載、ギアボックスやインボード式サスペンション、ブレーキングシステムが採用されている。 なお、ビジョン グランツーリスモでは唯一「グランツーリスモ7」に収録されていないマシンである。
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