ビヨンド・ローズ・トゥ・ロード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/17 02:00 UTC 版)
「ローズ・トゥ・ロード」の記事における「ビヨンド・ローズ・トゥ・ロード」の解説
通称『Bローズ』。遊演体より、1989年発売。ボックス型。ボックスアート加藤直之。初代ローズの舞台から約200年後の「薄暗がりの時代」を背景とする。世界規模の呪いがかけられ、世界の存在そのものがあやふやになっているという非常に危険な時代であり、ローズ・トゥ・ロードのシリーズでは最も幻想性が強い。 より強調された幻想性を表すため、魔法が「マジックイメージ」の組み合わせで自由に生成できるなど、意欲的なシステムを採用していた。大いなる種族(いわゆる神や悪魔)の設定を有坂純が担当しているが、PCが到底かなわないような存在が多数登場するのも特徴である。雑誌展開などは、小泉雅也、水原静などが中心に行った。 本作のルールブックは通常の製本されたものではなく1ページごとにバラバラの状態のものをバインダーに閉じることで、図表をコピーしたり必要なページのみを抜いてプレイヤーに見せるといった使い方ができるようになっていた。ただし、初版ではバインダーの止め具がリングではなく棒状になっていたため、ページを開こうとしただけで破れる、勝手にバインダーの止め具が外れる、などといった問題がしばしば発生して不評であった。そのため、その後発売された第二版では、ルールブックは「バインダーにも綴じられる冊子スタイル」になり、バインダーの留め具もリング状に改良された。
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