パリ~ダカール
フランスのパリから、アフリカ西海岸・セネガルの首都ダカールまで走り切るマラソン・クロスカントリーラリー。1979年にティエリー・サビーネの発案で始まったが、創始者のサビーネは86年に競技中のヘリコプター事故で他界した。パリダカの愛称で日本でもファンが多く、80年代に入って急速に人気を高めた。一時は、三菱とプジョー・シトロエングループがメーカーの威信をかけて、優勝争いを繰り広げていた時期もあったが、現在は、プジョー・シトロエンが撤退し、三菱も参戦体制を弱めている。プライベーターのイベントという本来の姿にもどりつつある。パリダカは砂漠だけのイメージが強いが、実は険しい山岳地帯や川渡り、砂漠地帯などさまざまなコースがあり、1万数千キロにおよぶタフなコースを、約20日前後で走破する過酷さは今も変わらない。
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