パット・ジェニングスとは? わかりやすく解説

パット・ジェニングス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/22 23:32 UTC 版)

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パット・ジェニングス
北アイルランド代表でプレイするジェニングス(1976年)
名前
本名 Patrick Anthony Jennings
ラテン文字 Pat JENNINGS
基本情報
国籍 北アイルランド
生年月日 (1945-06-12) 1945年6月12日(74歳)
出身地 ニューリー
身長 183cm
選手情報
ポジション GK
ユース
1960 シャムロック・ローヴァーズ
1961-1963 ニューリー・タウン
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1963-1964 ワトフォード 48 (0)
1964-1977 トッテナム・ホットスパー 472 (1)
1977-1985 アーセナル 327 (0)
1985-1986 トッテナム・ホットスパー 0 (0)
1986 エヴァートン 0 (0)
通算 847 (0)
代表歴
1964-1986 北アイルランド [1] 119 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

パトリック・アントニー・ジェニングス(Patrick Anthony "Pat" Jennings OBE1945年6月12日 - )は、北アイルランドの元サッカー選手サッカー指導者。ポジションはGK

息子のパット・ジェニングスJr英語版もサッカー選手であり、父親同様にGKとしてプレーしている。

経歴

ジェニングスは、1961年に16歳で地元のニューリー・タウンのユースチームに入団しサッカーを学んだ。1963年にイングランド3部リーグのワトフォードFCへ入団すると、入団早々から活躍を見せ、翌1964年トッテナム・ホットスパーへ£27,000の移籍金で移籍した。

トッテナムでは1967年のFAカップ優勝、1971年と1973年フットボールリーグカップ優勝、1972年UEFAカップ優勝に貢献。これらの活躍により、1973年にはFWA年間最優秀選手賞1976年にはPFA年間最優秀選手賞を受賞した。1977年からはアーセナルへ移籍し、1979年のFAカップ優勝に貢献。選手経歴の晩年は古巣のトッテナムへ復帰を果たし、1986年に現役を引退した。

北アイルランド代表としては、1964年に18歳で代表に初招集。同年4月15日のウェールズ戦で代表デビューを飾った(試合は3-2で北アイルランドの勝利)。これ以来、20年以上に渡って代表チームの正GKとして活躍を続け、1982年FIFAワールドカップ・スペイン大会では2次リーグ進出に貢献、41歳で参加した1986年のFIFAワールドカップ・メキシコ大会においても、正GKを務めた。

そしてメキシコ大会1次リーグ、ブラジル戦(試合は0-3で北アイルランドが敗退)を最後に代表から退くまで、国際Aマッチ119試合に出場した。なお、この記録は北アイルランド代表歴代最多出場記録となっている。

引退後は指導者の道へ進み、1993年から古巣のトッテナムのゴールキーパーコーチとして後進の指導に務めた。また2003年には選手時代の功績が認められ、イングランドサッカー殿堂入りを果たした。

個人タイトル

出典

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