バーズのバージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 03:10 UTC 版)
「イージー・ライダーのバラード」の記事における「バーズのバージョン」の解説
バーズのバージョンは1969年6月18日に録音された。プロデューサーのテレー・メルチャーは当時ヒットしていたグレン・キャンベルの「ジェントル・オン・マイ・マインド」やニルソンの「うわさの男」などを真似て、オーケストラのダビングを行った。 同年9月9日、シングルA面として発売。B面は「Oil in My Lamp」。それから間もない10月1日、コロムビア・レコードはB面を映画で使用された「ワズント・ボーン・トゥ・フォロー」に差し替え、10月1日に再発売した。シングルはビルボード・Hot 100で65位を記録した。11月10日、バーズの8番目のアルバム『Ballad of Easy Rider』に収録された。 バーズのライブ・バージョンは2000年にリリースされた『(タイトルのないアルバム)』の再発盤にボーナストラックとして収録された。
※この「バーズのバージョン」の解説は、「イージー・ライダーのバラード」の解説の一部です。
「バーズのバージョン」を含む「イージー・ライダーのバラード」の記事については、「イージー・ライダーのバラード」の概要を参照ください。
バーズのバージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 05:40 UTC 版)
「ミスター・タンブリン・マン」の記事における「バーズのバージョン」の解説
バーズの歌った「ミスター・タンブリン・マン」は、ディランのアルバムから数週間後には録音されており、1965年4月12日にシングルとしてリリースされ、デビュー・アルバム『ミスター・タンブリン・マン』(1965年6月)のタイトル曲となった。 ディランの歌詞は4番まであるが、バーズはそのうちの2番の歌詞のみ。またテンポがスローになり、ロジャー・マッギンの12弦ギターによるイントロとコーラス・ワークの独自なロック・アレンジが加えられて、歌詞の持つ幻想的なイメージを効果的に表現している。このカバーはディランの曲として初めて、米国・英国のチャートでトップをとり、アニマルズの「朝日のあたる家」に続くフォーク・ロックの大ヒットとなって、このジャンルの確立に貢献した。バーズはその後もディランの曲を独自のサウンドでアレンジしたカバー曲を多数発表している。イギリスの新聞「デイリー・テレグラフ」の音楽評論家が2004年に選出した「ベスト・カヴァー・ソングTOP50」では7位となった。ロックの殿堂の「ロックン・ロールの歴史500曲(500 Songs that Shaped Rock and Roll)」の1曲にも選出されている。 レコーディングは65年1月20日コロムビア・スタジオで行われた。プロデュースを担当したテリー・メルチャーの判断によりセッションにメンバーからは12弦ギターのジム(ロジャー)・マッギンのみが呼ばれ他のパートはフィル・スペクターやビーチ・ボーイズのレコーディングで活躍していたL.A.のスタジオ・ミュージシャンたち(後に「レッキング・クルー」と呼ばれた)が参加してレコーディングされている。参加メンバーはグレン・キャンベル(ギター)、ジェリー・コール(リズム・ギター)、ラリー・ネクテル(ベース)、リオン・ラッセル(ピアノ)、ハル・ブレイン(ドラム)。この日録音されたベーシック・トラックに後日メンバーによりヴォーカルとコーラスがオーヴァー・ダビングされて完成した。
※この「バーズのバージョン」の解説は、「ミスター・タンブリン・マン」の解説の一部です。
「バーズのバージョン」を含む「ミスター・タンブリン・マン」の記事については、「ミスター・タンブリン・マン」の概要を参照ください。
- バーズのバージョンのページへのリンク