バージニア大学とウェズリアン大学による発掘
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「モルガンティナ」の記事における「バージニア大学とウェズリアン大学による発掘」の解説
それまでの発掘により、大量の埋蔵物が発見され、データも収集されていたが、まとまった出版物はなかった。1978年にバージニア大学のマルコルム・ベル教授が、モルガンティナ発掘の成果を出版することを目標にしてプロジェクトを引き継いだ。ベルはプリンストンの大学院を出ており、モルガンティナのテラコッタ像に関する論文を書いていた。1982年からはセッラ・オルランドの調査に取り組み、それまでの発掘での疑問点を一つずつ解決していった。1983年からは一連の「モルガンティナ研究」の本がプリンストン大学から出版され、2013年には第六部が出版されている。このシリーズがモルガンティナ研究の主たる出版物だる。 1990年にはウェズリアン大学のカーラ・アントナッキオが、紀元前7世紀以降のシタデッラに関する出版の責任者となった。これ以降、バージニア大学とウェズリアン大学は、他のアメリカやイタリアの研究機関と共同で、多くの学者や学生を発掘現場に送っている。 発掘物は現在重荷プリンストン大学の考古学部が保管しており、一部はイリノイ大学にもある。
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