バークレーの獲得
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 00:51 UTC 版)
「フェニックス・サンズ」の記事における「バークレーの獲得」の解説
80年代後半、サンズはヘッドコーチが定着せず成績もリーグ下位に留まっていたが、チーム初期のヘッドコーチでもあったコットン・フィッツシモンズが1989年に再びヘッドコーチに就くと、サンズは次第に西地区有数の強豪へと成長していった。1988年にトレードでやってきたケビン・ジョンソンとトム・チェンバーズはチームを牽引し、同じ年にドラフトで指名されたダン・マーリーも次第に中心選手となっていった。 フィッツシモンズに代わり70年代にチームのエースだったポール・ウェストファルがヘッドコーチに就いた1993年、トレードでチャールズ・バークレーがサンズに加わった。このシーズン、サンズは当時チーム史上最多の62勝20敗をあげ、バークレーはMVPに選ばれた。17年ぶりにNBAファイナルに進出したサンズは、3連覇を狙うマイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズと対戦。サンズはホームコートアドバンテージを得ていたものの、肝心のホームゲームで3戦全敗を喫し、勝負が決した第6戦では終始試合を優位に進めていたにも関わらず、試合終了間際にジョン・パクソンに逆転3ポイントシュートを決められるなど、アドバンテージを生かせず、2勝4敗で敗退した。
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