バルカ家の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/12 06:33 UTC 版)
ハミルカル・バルカ:第一次ポエニ戦争に従軍、善戦するも本国カルタゴが敗戦を認め撤退、以降イベリア半島に赴き、カルタゴの植民市の基礎を築いた。その渡航の際に同行する息子ハンニバルに一生ローマを敵とするように誓わせたと言う。 ハスドルバル:ハミルカル・バルカの義理の息子。ハミルカル亡き後、イベリア半島の統治を担い、カルタゴ・ノウァを建設、その統治を確実のものとする。 ハンニバル・バルカ:ハミルカル・バルカの長子。義兄ハスドルバルが暗殺されると軍を掌握し、対外進出を図る。そしてローマとの国境紛争は第二次ポエニ戦争にまで発展し、大軍を率いてイタリア半島へ進出、ローマを苦戦させる。その卓越した用兵は現在に至るまで第一級の人物と認められている。 ハスドルバル・バルカ:ハンニバルの弟。ハンニバルの外征中には兄に代わりイベリア半島の統治を担う。イタリア半島でのハンニバルの支援のためイタリアに侵攻、しかし途中メタウルスの戦いで戦死する。 マゴ・バルカ:ハミルカルの第三子にしてハンニバルの弟。ハンニバルのもとで兵士の指揮を担い、しばしば兄の勝利に欠かせない貢献をする(マゴーネ・バルカとも呼ばれる)。
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