バシキール航空2937便の機体と乗務員
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当日のバシキール航空2937便機体:ツポレフTu-154M機体記号:RA-85816 製造:1995年 コールサイン:ブラボータンゴチャーリー2937(Bravo Tango Charlie 2937) 運航予定出発地:ロシア連邦内バシコルトスタン共和国・ウファ 経由地:モスクワ 目的地:スペイン・バルセロナ 運航乗務員:5名機長:2名(52歳操縦担当・40歳会社のチーフパイロット) 副操縦士:41歳 航空機関士:37歳 航法士:50歳 客室乗務員:4人 乗客:60人 バシキール航空2937便はチャーター便だった。バシキール航空はバシコルトスタンの首都・ウファに本拠地を置く航空会社である。 2937便には乗員9名(運航乗務員5名・客室乗務員4名)、乗客60名の計69名が搭乗していた。乗客の大半は選抜試験に合格した褒賞として、スペインへのツアーに招待されたウファ市内の小中学生及び引率の教師たちで、同国大統領府及び政府閣僚の子供たちも含まれていた。彼らはバルセロナで開催されるユネスコフェスティバルに参加した後、カタルーニャ地方のリゾート地で休暇を過ごす予定であった。報道によれば、45人は6月29日に陸路モスクワに到着し、同日中にバルセロナ行きの定期旅客機でスペインに向かう予定であったが、その便に乗り遅れてしまったため、急遽2937便をチャーターしてスペインに向かった。
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