バイオリン型土偶の出土
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:43 UTC 版)
「小室町 (船橋市)」の記事における「バイオリン型土偶の出土」の解説
小室上台遺跡(本覚寺本堂境内)から、約9000年前の縄文人が女性の胴の形をイメージして造形した「バイオリン型土偶」が出土した。高さ2.0cm、最大幅1.8cm、厚さ0.7cm、重さ2.49g。 縄文人が土偶作りに目覚めた原初のあり様を示す縄文早期美術の傑作。東京国立博物館が2018年(平成30年)8月に開催した特別展「縄文 - 1万年の美の鼓動」では、滋賀県・相谷熊原遺跡出土のバイオリン型土偶(縄文草創期、高さ3.1cm)とともに「はじまりの土偶」コーナーに展示された。 同年秋には、外務省などがフランス・パリ市で開催した日仏友好160年記念展「ジャポニズ2018」の「縄文 - 日本における美の誕生」特別展でも展示されている。
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