ハードウェア・リビジョンとモデルの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/29 03:42 UTC 版)
「HP Prime」の記事における「ハードウェア・リビジョンとモデルの種類」の解説
2013年に生産された最初のモデル(NW280AA)はハードウェア・リビジョンをAとしている。リビジョンAはワイヤレス通信、Prime同士をUSBで接続する機能、データストリーミング(実験などで使うセンサーからデータを入力する機能)をサポートしていない。 2014年5月に発売された2番目に製造されたモデル(G8X92AA)はハードウェア・リビジョンをCとしている。このモデルは最初に生産されたモデルに欠けていた機能をサポートしている。 ワイヤレス通信(HP Prime Wireless Kit (FOK65AA)) Prime同士をUSBで接続する機能(USB On-The-Goを使用) データストリーミング(HP StreamSmart 410 (NW278AA) 4ポートデータストリーマー) 以上の3機能をサポートするようになった。 ワイヤレス通信に使う Wireless Kit(FOK65AA)はPCと接続するベースステーションと30個のワイヤレスモジュールを同梱している(つまりベースステーションに接続できるHP Primeは30台まで)。教室で使うことを想定しており、教師のPCにベースステーションを接続し、生徒のHP Primeにワイヤレスモジュールを装着する。教師のPCからベースステーションを通じてデータを生徒のHP Primeへ送信したり、逆に生徒のHP Primeからデータを受け取ることもできる。 2016年8月に発売された3番目に製造されたモデルはキーボードを読みやすくするために濃い青とオレンジ色を使った色調になった。このモデルは変更があったにも関わらず、モデル番号を以前と同じG8X92AAとし、ハードウェア・リビジョンもCとしている。 2018年7月、HP社は新しいモデル(2AP18AA、ハードウェア・リビジョンはD)を発表した。このモデルの大きな特徴はCPUをNXPのi.MX 6ULL MCIMX6Y2 (ARM Cortex-A7)に変更した事であり、これにより速度が従来モデルの3倍にまで向上している。加えてRAMとフラッシュROMの容量も増加されており(RAM:32MB→256MB、フラッシュROM:256MB→512MB)FreeRTOSが搭載された。本モデルは筐体裏側に「G2」と刻印されている。
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