春万葉【ハルマンヨウ】(草花類)
登録番号 | 第15493号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | チューリップ | |
登録品種の名称及びその読み | 春万葉 よみ:ハルマンヨウ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 富山県 | |
品種登録者の住所 | 富山県富山市新総曲輪1番7号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 川田穣一、村上欣治、浦嶋修、馬田雄史、國重正昭、岡崎桂一、今井徹、辻俊明、小泉昌広、木津美作絵、飯村成美、池川誠司、高尾麻実 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Advance」に「Mrs.Jhon T.Scheepers」を交配して得られた実生の中から育成されたものであり、花は明赤の地色に浅橙色の覆輪で花壇向きの品種である。草型は普通型、草丈は40.1~45.0㎝、茎の太さは中、長さは50.1㎝以上、脚長は1.6~2.0㎝、節間長は中である。葉形は中、葉巻きは弱、葉長は27.1~29.0㎝、葉幅は9.1~11.0㎝、葉色は緑、葉数は4、葉の着生角度はやや開である。花形は倒釣鐘、花容は一重、花の長さは7.1~8.0㎝、花径は6.1~7.0㎝、外花弁外側色は明赤(JHS カラーチャート0406)の地色に浅橙(同1303)の覆輪が入る、内花弁外側色は明橙赤(同0705)、花底部色は明黄及び暗紫青(同2506及び7609)、花底部色の形はd型、斑入りの形状はb型、外花弁の長さは8.1~9.0㎝、幅は5.6~6.0㎝、内花弁先端の形はb型、外花弁先端の形はa型、花柄の長さは32.1~36.0㎝、太さは5.6~6.0㎜である。開花期は晩生、開花期間は中である。「Menton」と比較して、外花弁外側色が明赤の地色に浅橙の覆輪が入ること、外花弁が短いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和59年に富山県農業技術センター野菜花き試験場(砺波市)において、「Advance」に「Mrs.Jhon T.Scheepers」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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