ハルキウ地方民軍行政局局長として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 00:10 UTC 版)
「オレグ・シネグボウ」の記事における「ハルキウ地方民軍行政局局長として」の解説
2022年2月24日のロシア連邦によるウクライナ侵攻を受け、シネグボウは、ハルキウ地方民軍行政局(HOVA)の局長に任命された。以後、適時戦況報告を行っている。ハルキウは、ロシアとの国境から近く、ウクライナで第二の大都市であることから、ロシア連邦軍の主要な標的となった。このハルキウの戦いは今回の侵攻の中でも最も激しい戦いが繰り広げられた。 2月26日、シネグボウは、市全体がウクライナの支配下にあると主張した。アメリカ当局は、最も激しい戦闘はハルキウで起きていると報告した。 2月27日の午前中、ロシア軍がハルキウに入り、市内で激しい戦闘が起こっているとシネグボウは報告した。 3月2日、それまでの24時間で少なくとも21人が死亡、112人が負傷したと述べた。 3月8日、60万人以上の市民が鉄道を通じて都市から避難したと述べた。 4月29日、戦争が始まって以来、市内で2000以上の建物が損傷または破壊されたことを報告した。 5月10日、同州イジュームで、3月上旬にロシア軍の攻撃を受け崩壊した集合住宅のがれきの下から、民間人44人が遺体で発見されたと発表し、「ロシア軍による新たな戦争犯罪だ」と非難した。 5月14日、「イジュームでわが軍が反撃を始め、ロシア軍が一部方面では後退している」と伝え、ウクライナ軍が反撃に転じたと明かした。 5月15日、ウクライナ国防省は15日夜、ロシアの侵攻直後から戦闘が続いていた東部ハルキウ州の国境地帯を奪還したと発表した。シネグボウはソーシャルメディアを通じて、「ロシアの侵略者から、命を懸けてウクライナを解放する全ての人に感謝する」と述べた一方で、「まだ先は長い」と警戒を示した。
※この「ハルキウ地方民軍行政局局長として」の解説は、「オレグ・シネグボウ」の解説の一部です。
「ハルキウ地方民軍行政局局長として」を含む「オレグ・シネグボウ」の記事については、「オレグ・シネグボウ」の概要を参照ください。
- ハルキウ地方民軍行政局局長としてのページへのリンク