ハリガネカズラとは? わかりやすく解説

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はりがね‐かずら〔‐かづら〕【針金葛/針金×蔓】

読み方:はりがねかずら

ツツジ科常緑小低木本州中部以北針葉樹林内に自生針金状のが地をはい、卵形小さ互生する7、8月ごろ、白い壺状の小花下向き開き、白い実を結ぶ。


針金葛

読み方:ハリガネカズラ(hariganekazura)

ツツジ科常緑小低木高山植物


針金葛

読み方:ハリガネカズラ(hariganekazura)

ツツジ科常緑小低木高山植物

学名 Chiogenes hispidula var.japonica


ハリガネカズラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 06:02 UTC 版)

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ハリガネカズラ
福島県東吾妻山 2011年7月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ツツジ目 Ericales
: ツツジ科 Ericaceae
: シラタマノキ属 Gaultheria
: ハリガネカズラ G. japonica
学名
Gaultheria japonica (A.Gray) Sleumer
シノニム

本文記載

和名
ハリガネカズラ(針金葛)

ハリガネカズラ(針金葛、学名:Gaultheria japonica)はツツジ科シラタマノキ属常緑小低木

特徴

は細長く、針葉樹の根本や樹林下の地面をはい、よく分枝し、途中で根を出す。茎の長さは20-30cmになる。は革質で、互生し、葉身は倒卵状楕円形で、長さ5-10mm、幅3-6mmになり、裏面は淡緑色になる。茎、葉の裏と縁には上向きに硬毛が密生する。

花期は6月。葉腋に短い花柄をつけ、2枚の対生する小苞の下に白色の小さいをつける。萼筒は広鐘形で4裂し、花冠は長さ2mmになり、鐘形で先端は4裂し、先は反曲する。雄蕊は8本ある。果期に萼が肥大し、液果状の果実になる。果実は長さ5-7mmの倒卵形で、白色に熟し食用になる。

和名は、茎が針金のように細長く、硬いことによる。

分布と生育環境

日本固有種。本州の中部地方以北に分布し、亜高山帯の針葉樹林下にまれに生育する。近縁のものは、中国雲南省と北アメリカにそれぞれ1種ある。

シノニム

  • Gaultheria hispidula (L.) Bigel. var. japonica (A.Gray) Makino ex Airy Shaw
  • Chiogenes hispidula (L.) Torr. et A.Gray subsp. japonica (A.Gray) T.Shimizu
  • Chiogenes hispidula (L.) Torr. et A.Gray var. japonica (A.Gray) Makino
  • Chiogenes japonica A.Gray

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