羽曳野育成1号【ハビキノイクセイ1ゴウ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10976号 |
登録年月日 | 2003年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | なす | |
登録品種の名称及びその読み | 羽曳野育成1号 よみ:ハビキノイクセイ1ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 大阪府 | |
品種登録者の住所 | 大阪府大阪市中央区大手前2丁目1番22号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩本嗣、辻博美、中曽根渡、長町知美 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「アカナス」と「カレヘン」の細胞融合により育成されたものであり、青枯病及び半身萎ちょう病抵抗性を有する台木用品種である。草丈はかなり高、株の広がりは広、分枝性は強、分枝開張度は開張、節間長は中、茎の太さはかなり太、茎色は帯紫、黒紫程度は濃、茎の毛じ及び葉身の大きさは中、葉身の形は広である。第1花着生節位は中、花房当たり花数は一般に3以上、花色は帯紫、果実の大きさは極小、果形は扁球、果皮色は明赤橙、へたのかぶり方は普通である。青枯病抵抗性は高、半身萎ちょう病抵抗性はやや高、接ぎ木の難易はやや易、活着の難易は高である。「アカナス」と比較して、草丈が高いこと、花色が帯紫であること等で、「カレヘン」と比較して、茎色が帯紫であること、果形が扁球であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に大阪府立農林技術センター(羽曳野市)において、「アカナス」と「カレヘン」の細胞融合を行い、7年にその体細胞雑種の中から選抜、8年から系統適応性試験、10年から特性検定及び現地適応性試験を実施して、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「大阪農技育成2号」であった。 |
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