華ロマン【ハナロマン】(野菜)
登録番号 | 第6209号 | |
登録年月日 | 1998年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | トマト | |
登録品種の名称及びその読み | 華ロマン よみ:ハナロマン | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 日華化学株式会社 | |
品種登録者の住所 | 福井県福井市文京4丁目23番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 青木沢幸 近藤浩市 根本潤 前川和泉 谷口茂 上野昌宣 宇佐見年信 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有系統「ROM」と同「KA11号」の雑種第1代から選抜,育成した栄養繁殖性の固定品種であり,完熟期の果色が濃赤,果形がプラム形,果実の大きさがかなり小さく,可溶性固形物含量のやや高い品種である。 草姿は普通,茎の太さはやや細,節間長はやや長,第1花房より下の葉数は極少,葉色は緑,葉形は1型,巻葉性は弱である。花房の形は単純,花数は多,完熟期の果色は濃赤,果実表皮の色は黄,果形はプラム形,果頂部の形は平滑,果実の大きさはかなり小,子室数は一般に2,果肩部の緑色は中,へた落ちの大きさはかなり小,果柄の離層は有,花落ちの形は点状,果肉の色は濃赤である。可溶性固形物含量及び酸度はやや高である。 「チェリーピンク」と比較して,花房の形が単純であること,果実表皮の色が黄であること,果頂部の形が平滑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成5年に出願者の研究所(福井県坂井郡坂井町)において,育成者所有系統「ROM」に同「KA11号」を交配して得られた雑種1代から個体選抜を行い,以後,組織培養により増殖して特性の検定を継続しつつ選抜を行い,6年に目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。 |
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