ハタ・ヨーガ・プラディーピカーにおける種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 04:57 UTC 版)
「アーサナ」の記事における「ハタ・ヨーガ・プラディーピカーにおける種類」の解説
詳細は「en:List of yoga postures」を参照 ハタ・ヨーガの教典である『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』の第1章では、計84種のアーサナ(体位)があるとされ、主なものとして、以下のアーサナが紹介されている。 (※「~・アーサナ」という名称の日本語訳は、「~坐(座)」「~体位」「~のポーズ」といった様々な訳し方があるが、汎用性を考慮し、以下では「~のアーサナ」で統一する。) スヴァスティカ・アーサナ(吉祥のアーサナ) ゴームカ・アーサナ(牛面のアーサナ) ヴィーラ・アーサナ(英雄のアーサナ) クールマ・アーサナ(亀のアーサナ) クックタ・アーサナ(鶏のアーサナ) ウッターナ・クールマ・アーサナ(上向きの亀のアーサナ) ダヌス・アーサナ(弓のアーサナ) マッチェンドラ・アーサナ(聖者マッチェンドラのアーサナ)(アルダ・マッチェンドラ・アーサナ(半-)) パシチマターナ・アーサナ(背中をのばすアーサナ) マユーラ・アーサナ(孔雀のアーサナ) シャヴァ・アーサナ(屍のアーサナ) シッダ・アーサナ(達人のアーサナ) --- ヴァジュラ・アーサナ(金剛のアーサナ)、ムクタ・アーサナ(解脱者のアーサナ)、グプタ・アーサナとも パドマ・アーサナ(蓮華のアーサナ)(バッダ・パドマ・アーサナ(締めつけた-)) シンハ・アーサナ(獅子のアーサナ) バドラ・アーサナ --- ゴーラクシャ・アーサナ(牛飼いのアーサナ)とも アーサナの歴史的研究を行ったマーク・シングルトンは、身体重視のハタ・ヨーガにおいても、インドの伝統的なヨーガ実践で、アーサナがその中心であったという証拠はなく、世界的に普及しているアーサナを練習の基本においたヨーガは、近代以前にはみることができないものである、と述べている。古典的なハタ・ヨーガでも、アーサナは副次的な位置しか与えられておらず、蓮華座・達人座を除いて、歴史的に重視されていないという。
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