ハタハタ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/25 00:13 UTC 版)
ハタハタ科 Trichodontidae は2属2種からなり、いずれも北太平洋の沿岸域に生息する。砂地の海底で、体の後ろ半分を砂中に沈めた状態でじっとしていることが多い。アラスカから日本・韓国にかけて分布するハタハタ(Arctoscopus japonicus)は、日本では底引き網・定置網で漁獲され塩焼きなどにして利用されるほか、その卵は「ブリコ」と呼ばれ珍重される。 口はほぼ真上を向き、房飾りのような構造に縁取られている。前鰓蓋骨には5本のトゲがある。鱗をもたず、側線は不明瞭である。第1背鰭の棘条は8-16本で、第2背鰭との間隔が広い。 ハタハタ属 Arctoscopus ハタハタのみ エゾハタハタ属 Trichodon エゾハタハタのみ
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