ネパール王国の国章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 05:54 UTC 版)
「ネパールの国章」の記事における「ネパール王国の国章」の解説
ネパールの国章は1920年代以降、三角形盾の中にヒマラヤ山脈と湖とシヴァ神を描いた形式(図1–3)が使われていたが、1962年12月16日の新憲法制定時に以下の図4の形式に変えられ、2006年12月30日まで使われた。 国の動物である白い牛と、国鳥である緑色のニジキジが、白いヒマラヤ山脈のふもとの野の川辺にいる姿が描かれる。その左右には三日月と太陽やグルカ兵がおり、一人は民族衣装を着けククリと弓を、もう一人は洋装で小銃を持っている。ヒマラヤの上空には交差した二枚のネパールの国旗と二本のククリ、聖人ゴラクナート(Gorakhnath)の足型、王の冠が描かれている。紋章の周囲には現在の国章と同じくシャクナゲの花輪があり、下部には現在と同じく「母と母国は天国より素晴らしい」の標語を書いた巻物があった。 図1:ネパール王国の国章 (1935年) 図2:ネパール王国の国章 (1935年-1946年) 図3:ネパール王国の国章 (1946年) 図4:ネパール王国の国章 (1962年-2008年)
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