ネクロノミコンの歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 07:00 UTC 版)
「ネクロノミコン」の記事における「ネクロノミコンの歴史」の解説
ウィキソースにネクロノミコンの歴史の日本語訳があります。 英語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります。ネクロノミコンの歴史 以下はラヴクラフトが記した資料「ネクロノミコンの歴史」の中で言及されている来歴であり、多くの作品中で事実として踏襲されている架空の歴史である。 730年 - アブドル・アルハズラットにより、アラビア語の原書「アル・アジフ」が書かれる。 950年 - コンスタンティノープル(ビザンティウム)のテオドラス・フィレタスにより、「ネクロノミコン」の表題でギリシャ語に翻訳される。 1050年 - 総主教ミカエルにより、焚書処分にされる。 1228年 - オラウス・ウォルミウスにより、ギリシャ語版をもとにラテン語に翻訳される。 1232年 - 教皇グレゴリウス9世により、ギリシャ語版・ラテン語版ともに出版が禁止される。 1440年頃 - ドイツでゴチック体版が刊行される。 1500-1550年頃 - イタリアでギリシャ語版が出版される。 1560-1608年頃 - ジョン・ディー博士により、ラテン語版をもとに英語に翻訳されたが、製本されなかった。後に不完全な写本が散逸したとされる。 1600年頃 - ラテン語版をもとにスペイン語に翻訳される。
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