ネオジオ終了後のプラットフォーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 10:05 UTC 版)
「SNK (2001年設立の企業)」の記事における「ネオジオ終了後のプラットフォーム」の解説
旧SNKから引き継いだ業務・民生向け共通プラットフォーム「ネオジオ」は既に開発から10年以上を経ており、いわゆる「枯れた技術」となった基本構造は解析され尽くしていた。海賊版対策やエミュレータ技術者との競争の前に様々な問題が噴出したため、2004年(平成16年)、社名変更直後のSNKプレイモアはネオジオシステムの終了を宣言する。 詳細は「ネオジオ#ネオジオ生産終了の理由」を参照 SNKプレイモアはネオジオに代わる業務向けプラットフォームとして一度はサミーがセガのドリームキャストを基に開発した「アトミスウェイブ」を採用する。その後、サン・アミューズメント改めSNKネオジオを吸収合併したことで、ようやく単独での販売・開発へとこぎつけた。しかし、その直後にセガとサミーは経営統合しセガサミーホールディングスが誕生する。サミーはパチンコ機事業に専念することになり、同社の業務・家庭用ゲーム事業はセガに一本化される。 詳細は「セガ#経営」を参照 この頃のセガ業務用ゲーム基板はアーキテクチャがほぼ同一のNAOMIが全盛でATOMISWAVE事業は縮小していたこともあり、2006年(平成18年)、『メタルスラッグ6』を最後にSNKプレイモアはATOMISWAVEプラットフォームでの開発を取りやめた。以後のゲームは旧SNK創設時代から関係の深かったタイトーのWindowsベースプラットフォーム「Type X2」で開発・販売されることになった。 詳細は「ネオジオ#生産終了後」および「Taito Type X#特徴」を参照 「NAOMI#スペック」も参照
※この「ネオジオ終了後のプラットフォーム」の解説は、「SNK (2001年設立の企業)」の解説の一部です。
「ネオジオ終了後のプラットフォーム」を含む「SNK (2001年設立の企業)」の記事については、「SNK (2001年設立の企業)」の概要を参照ください。
- ネオジオ終了後のプラットフォームのページへのリンク