ニスバ
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ニスバは出身地・所属部族・所属宗派に形容詞形語尾「イー」を付けた形を取る。マグリブ出身ならばマグリビー、アフガニスタン出身ならアフガーニーとなる。中世では本人や比較的近い父・祖父などの出身地をファーストネームに添えて表記していたが、現代ではファミリーネーム相当のものとして何代にもわたり継承する傾向が強く、遠い祖先の出身地・近代に祖先が所有していた荘園名・帰属する大部族名を示す場合が多い。
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ニスバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 14:22 UTC 版)
名詞から関連形容詞を作る時に、多くはニスバという形になる。また、こういった形容詞は名詞として使われることもあり、特に人名では多用される。 例:شمس(太陽) - شمسية(傘)、اليابان(日本) - ياباني(日本の、日本人男性)、يابانية(日本の、日本人女性) 名詞の性別名詞男性形容詞女性形容詞男性 女性
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