ニコノスRSボディー
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「ニコンの全天候カメラ製品一覧」の記事における「ニコノスRSボディー」の解説
ニコノスRS AF(1992年6月発売) - 従来のニコノスでは540~740gであるところボディー単体重量2,130gとニコンのカメラでもっとも重くなった。価格はニコノスVが7万3千円だった発売当時でボディー単体39万円と限定生産でないフィルムカメラとしては最高の価格のカメラとなったが、総販売台数は5,000台程度に終わり採算は合わなかったと言われている。1993年6月に「カメラグランプリ'93カメラ記者クラブ特別賞」を受賞する等圧倒的高性能な水中カメラとして注目されたが、その特殊性から発売当初軍事利用などへの懸念により戦略物資指定を受け、ココム規制により個人利用であっても海外持ち出し台数が制限された。こういった状況に加えてバブル崩壊後の不況が重なり、1996年8月ニコノスVに先立って製造が打ち切られてしまった。輸出貿易管理令政省令の改正により1996年9月13日規制対象品から外れたため、現在の持ち出しは自由である。なおベースとなったのはシャッターのスペック、使用電池からニコンF-601と思われる。
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