ナショナルFF式石油温風機欠陥問題についての対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:11 UTC 版)
「ナショナル劇場」の記事における「ナショナルFF式石油温風機欠陥問題についての対応」の解説
2005年12月に、松下(当時)製FF式石油温風機の欠陥などによる中毒事故(詳細はナショナルFF式石油暖房機の欠陥による死亡事故を参照)が発生した影響を受け、これに配慮して当番組枠では同月12日放送以降、オープニング映像や提供クレジットは通常通りであったものの、全CM枠が60秒間のリコール告知CMに差し替えられた。その為、松下電器以外の松下グループ各社(松下電工・パナホーム)は当番組のスポンサーを一時降板した。このような不祥事があった場合、通常であれば、番組への提供を自粛といった対応がとられるが、このように企業側が製作したお詫びのCMを番組内で放送するといった対応は異例であった。 また、秋田放送・福井放送・四国放送ではTBS系列で5日に放送された分を11日からCMのみ差し替えていた。こちらもオープニング映像や提供クレジットは通常通りであったが、発生直後(12日)は公共広告機構(現:ACジャパン)との並行放映だった。 その後、同月下旬から松下電器の他製品のCM再開及び松下グループ各社(松下電工・パナホーム)のスポンサー復帰はされたものの、『パナソニック ドラマシアター』に番組名称が変更された後も全国で冬季を中心にリコールCMを当番組の終了直前に放送した。
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