中毒事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 22:01 UTC 版)
1967年7月14日。和歌山県海草郡下津町のミカン農園で5時間にわたりニッソールを散布していた17歳の高校生が、痙攣を起こし意識不明になった。解毒剤の投与などの治療が行われたが、16日に死亡。高校生の両親は、メーカーと製品を認可した国を相手取り、和歌山地方裁判所に民事訴訟を起こした。1985年6月、メーカーが賠償金を支払うことで和解が成立した。農薬メーカーが公式に賠償金を支払うのは、日本では初めてのことであったが、国の責任は問われなかった。
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