中毒例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 00:16 UTC 版)
青森県の一家の中毒例。昭和31年5月3日、青森県津軽五所川原市の一家6名で佃煮にして食したところ、子供3人(5、7、10歳)が2日後に死亡、13歳長女は4日後に死亡。ともに6-8時間後に舌の痺れ、激しい嘔吐、その後意識不明、腹部から首にかけての紫斑などが現れ、急死。38歳の母親は一時意識不明になるが4日後に回復。46歳の父親も同様の症状を発症するが20時間で回復。両親が子供たちのために、自分たちは少しだけ食べて残りを食べさせたことが子供だけ死亡した原因とみられ、今関六也は「涙ぐましい親心があだとなってしまった」と評している。
※この「中毒例」の解説は、「ニガクリタケ」の解説の一部です。
「中毒例」を含む「ニガクリタケ」の記事については、「ニガクリタケ」の概要を参照ください。
- 中毒例のページへのリンク