ナショナル・レール駅の入場券
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 08:20 UTC 版)
「入場券」の記事における「ナショナル・レール駅の入場券」の解説
イギリス国鉄の駅では、20世紀中盤まで入場券(Platform ticket)が広く用いられ、民営化後に国鉄の路線網を引き継いだナショナル・レールでもほとんどの駅窓口で発券可能である。近年は大都市近郊や主要駅を中心に改札口が設けられており、その結果入場券に対する新たな需要が生まれている。なお、入場券は通常自動券売機では購入できず、出札窓口での購入となる。価格は1枚10ペンスで1時間有効の駅が多い。改札業務を行わない駅では入場券を購入する必要はない。 一部の列車運行会社は管轄下にある駅で入場券の発売を中止している。そのような駅で本来入場券を必要とする利用者は、改札係員に申し出、許可を得てから入場(無料)することになる。収集目的など実際に使用しない場合、出札係員の裁量により、無効であることを了解のうえで発売することもある。その一方で、発売を正式には中止していない会社の駅でも、係員が入場券の存在を知らないなどの理由で発売を拒否する場合があるなど、入場券の発売可否に関する方針は徹底されていない。 管轄下にある駅で入場券を発売する列車運行会社 イースト・コースト、イースト・ミッドランズ・トレインズ、ノーザン・レール、ファースト・スコットレール、サウスイースタン、サザン、ヴァージン・トレインズ 入場券の発売を中止した列車運行会社 アリーヴァ・トレインズ・ウェールズ、ファースト・グレート・ウエスタン、グレーター・アングリア、サウスウェスト・トレインズ 上記にかかわらず発売しない駅 ロンドン・ヴィクトリア駅、チャリングクロス駅、キャノンストリート駅、ユーストン駅、エディンバラ・ウェイバリー駅
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