ドレスライン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 00:17 UTC 版)
名称説明イメージAライン アルファベットのAのように、バスト下やウエストから直線的に裾が広がった型。 マーメイドライン 体にぴったりしたドレスで、膝下付近から裾を広げ、人魚の尾ひれ状にした型。 プリンセスライン1 上半身は体にフィットし、腰から裾にギャザーで広がった型。いわゆる「お姫様ドレス」型なのでこう呼ばれる。 プリンセスライン2 腰での切り替えがなく、身頃に縦方向にダーツを入れることにより身体のラインに合わせた型。スカート部分はフレア型になる。イギリス国王エドワード7世の王妃アレクサンドラが王太子妃時代に好んで着たのでこう呼ばれる。この型が本来のプリンセスラインであるが、昨今では上記の「お姫様ドレス」型の方をプリンセスラインと呼ぶことも多い。 ボールガウン 上半身は体にフィットし、腰から裾にギャザーでプリンセスラインよりも更に広がった型。本来は舞踏会で使用されている「デビュタントドレス」型。 スレンダーライン 体の線に沿った細身のドレス。裾も狭く、大人っぽい型。 ベルライン 「鐘」という名称通り、ウエストを絞って腰回りを膨らませた型。ベル&ドームラインと呼称されることもある。 エンパイアライン 裾がバスト下から直線的に落ちていてほとんど広がらず、ギリシア神話の女神が着用しているようなハイウェストの型。ナポレオン帝政時代に流行ったためこう呼ばれる。 ミニ ミディ丈のものは1960年前後から発表されていたが、1965年にミニスカートが発表されるとウェディングドレスもミニ丈のものが現われた。しかし斬新なスタイルにとどまり、ほとんど普及していない。1980年代後半に流行した女性アイドルのステージドレスがこれに似る。
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