ドック・オブ・ベイとは? わかりやすく解説

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ドック・オブ・ベイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 06:30 UTC 版)

ドック・オブ・ベイ
オーティス・レディングシングル
初出アルバム『ドック・オブ・ベイ
リリース
録音 テネシー州メンフィス、スタックス・スタジオ(1967年11月22日12月7日
ジャンル ソウル
時間
レーベル ヴォルト
作詞・作曲 オーティス・レディングスティーヴ・クロッパー
プロデュース スティーヴ・クロッパー
チャート最高順位
オーティス・レディング シングル 年表
ノック・オン・ウッド ドック・オブ・ベイ ザ・ハッピー・ソング
ミュージックビデオ
「(Sittin' On) The Dock Of The Bay」 - YouTube
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ドック・オブ・ベイ」(原題: (Sittin' on) The Dock of the Bay)は、アメリカ合衆国シンガーソングライターオーティス・レディングシングル作詞作曲は、オーティス・レディングとスティーヴ・クロッパー

ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では26位にランクされている[1]

BMI調べによる「20世紀アメリカのテレビやラジオで最もオンエアされた100曲」の第6位にランクされた[2]

概要

1967年夏、当時カリフォルニア州サウサリートのボートハウスに滞在していたオーティスは、プロデューサーだったスティーヴと共にこの曲を作詞作曲し、12月6日12月7日メンフィスでこの曲の録音を完了させた[3] 。しかしその3日後の12月10日、オーティスの自家用飛行機が、ウィスコンシン州マディソンに向かう途中マノマ湖に墜落、オーティスと、バックバンドバーケイズのメンバー、スタッフ、パイロットの4人が死亡した。

1968年、発売前に、アトランティック・レコードのジェリー・ウェクスラーが楽曲にリミックスを行ったが、結局発売されたバージョンはリミックスをかけないものであった。

ビルボード・チャート1位、この年の年間ランキングでは6位と、オーティス最大のヒット曲となった。また、1955年7月9日以降では初めて、アーティストの死後に発表されてチャート1位を獲得したシングルとなった。ゴールデン・カップス、デルズなどが、この曲をカヴァーしている。

カバー・バージョン

アーティスト名 レコード・CD
1968年 ゴールデン・カップス 『ザ・ゴールデン・カップス・アルバム第2集』
1968年 ステイプル・シンガーズ 『Soul Folk in Action』
1968年 グレン・キャンベル Wichita Lineman
1968年 ジェリー・バトラー 『The Soul Goes On』
1969年 セルジオ・メンデス&ブラジル'66 シングル
1969年 ニノ・テンポ&エイプリル・スティーヴンズ シングル。「シー・オブ・ラブ」とのメドレー。
1969年 ザ・デルズ シングル
1969年 シェール 3614 Jackson Highway
1971年 ザ・タイガース ライヴ・アルバム『ザ・タイガース・サウンズ・イン・コロシアム』
1978年 マーリット 『Siivet saan』。フィンランド語詞でタイトルは「Istun tässä pöydässä taas」。
1979年 尾崎紀世彦 『尾崎紀世彦ポピュラーアルバム』
1981年 オハイオ・プレイヤーズ 『Tenderness』
1987年 マイケル・ボルトン 『The Hunger』。シングルカットされ、Billboard Hot 100で最高位11位を記録。
2007年 小野リサ 『Soul & Bossa』
2018年 Meiko 『Playing Favorites』
2021年 スティング ザ・ブリッジ』。日本盤およびデラックス・エディション盤ボーナス・トラック。

脚注

書籍 

関連項目

先代
ポール・モーリア
恋はみずいろ
Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル
1968年3月16日 - 4月6日(4週)
次代
ボビー・ゴールズボロ
「ハニー」
先代
インプレッションズ
ウィアー・ア・ウィナー
Hot Rhythm & Blues Singles ナンバーワンシングル
1968年3月16日 - 3月30日(3週)
次代
アレサ・フランクリン
「愛する貴方を失くして」

ドック・オブ・ベイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 00:56 UTC 版)

オーティス・レディング」の記事における「ドック・オブ・ベイ」の解説

事故3日前に録音された「ドック・オブ・ベイ」は、翌年ビルボードで、1968年3月16日週間ランキング第1位獲得しオーティスにとって唯一のビルボード週間ランキング第1位の曲となったそれまで曲調とは違うため、スタックス側やベーシストドナルド・ダック・ダン戸惑っていたが、本人シングル化をレコーディング中に望んでおり、「俺の初めてのナンバー・ワン・ソングになるぜ」と語っている。 1970年代後期息子デクスターオーティス2世は、いとこのマーク・ロケットと共に、ファンク・ディスコ系のバンド、ザ・レディングスを結成したアルバムは、キャメオのラリー・ブラックモンによって制作された。

※この「ドック・オブ・ベイ」の解説は、「オーティス・レディング」の解説の一部です。
「ドック・オブ・ベイ」を含む「オーティス・レディング」の記事については、「オーティス・レディング」の概要を参照ください。

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