ドイツ民族対策本部
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ドイツ民族対策本部(Hauptamt Volksdeutsche Mittelstelle、略称VoMi)は、ナチス・ドイツの親衛隊(SS)の12ある本部の1つ。ドイツ国外に住むドイツ民族の保護を目的とした機関である。本部長はヴェルナー・ローレンツ親衛隊大将が務めた。1939年から1940年にかけては「ライヒへ帰郷せよ(Heim ins Reich)」をスローガンに国外のドイツ民族のドイツへの帰還を呼びかけた。また1940年までポーゼンやダンツィヒなどに100万人のライヒ在住のドイツ国民を移民させている。
- ^ a b ヘーネ(1981)、p.273
- ^ a b c ヘーネ(1981)、p.274
- ^ a b ヘーネ(1981)、p.277
- ^ ヘーネ(1981)、p.304
- ^ a b ヘーネ(1981)、p.305
- 1 ドイツ民族対策本部とは
- 2 ドイツ民族対策本部の概要
- 3 参考文献
ドイツ民族対策本部
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「親衛隊 (ナチス)」の記事における「ドイツ民族対策本部」の解説
ドイツ民族対策本部(Hauptamt Volksdeutsche Mittelstelle、略称VOMI)は、東欧諸国や旧ドイツ植民地から民族ドイツ人の帰国を支援するための組織である。またドイツ人の再植民にもあたった。この面においてドイツ民族性強化国家委員会と似た役割を担うが、こちらは特に再植民の技術面や組織面を担当し、一方、民族性強化国家委員会の方は計画と執行を担当した。長官はヴェルナー・ローレンツSS大将が務めた。
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