トーナメントフォーマット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 08:00 UTC 版)
2020年シーズン以降は以下のフォーマットとなる。 基本的なトーナメント表(そのラウンドに登場したシード最上位チームが最下位チームとホームで戦うルールとなっている) ワイルドカード・プレーオフディビジョナル・プレーオフ AFCシード6位 AFCシード3位 当ラウンドAFC3位 当ラウンドAFC2位 AFCシード7位 AFC AFCシード2位 AFCチャンピオンシップ AFCシード5位 当ラウンドAFC4位 AFCシード4位 AFCシード1位 NFCシード6位 スーパーボウル NFCシード3位 当ラウンドNFC3位 当ラウンドNFC2位 NFCシード7位 NFC NFCシード2位 NFCチャンピオンシップ NFCシード5位 当ラウンドNFC4位 NFCシード4位 NFCシード1位 各カンファレンスのプレーオフ進出7チームは、レギュラーシーズンの成績に応じてシード順位が決められる。まず、地区優勝4チームの成績を比較し、良い方からシード1位〜4位となる。次にカンファレンス内の地区優勝4チームを除いた12チームの成績を比較し、上位3チームがシード5位と6位と7位のワイルドカードとなる。 トーナメント1回戦(ワイルドカード プレーオフ)シード2位とシード7位が対戦。 シード3位とシード6位が対戦。 シード4位とシード5位が対戦。 シード1位は2回戦からの参加となる。 トーナメント2回戦(ディビジョナル プレーオフ)シード1位と「ワイルドカード プレーオフの勝者の中でシード下位のチーム(シード4位/5位/6位/7位 のどれか)」が対戦。 残りの「ワイルドカード プレーオフの勝者の2チームが対戦。 組み合わせがワイルドカードプレーオフの結果で決まるため、あらかじめ固定的なトーナメント表を描くことはできない(ワイルドカードプレーオフ、シード2位対7位で、7位が勝てば1位と、2位が勝てばそれ以外のチームとの対戦になる)。 トーナメント3回戦(カンファレンス チャンピオンシップ)ディビジョナル プレーオフの勝者同士が、それぞれAFCチャンピオンシップ・NFCチャンピオンシップで対戦。 勝者が各カンファレンスの優勝チームとなり、スーパーボウルへの出場権を得る。AFC優勝チームには「ラマー・ハント トロフィー」が、NFC優勝チームには「ジョージ・ハラス トロフィー」が贈られる。 スーパーボウルを除くプレーオフの試合は、シード上位のチームのフランチャイズ(ホームスタジアム)での一発勝負である(MLB・NBA・NHLのプレーオフで採用されている番勝負ではない)。プレーオフでのホームチームの勝率は60%を越えている。シード1位チームは、スーパーボウルを除くプレーオフ全試合をホームで行うことが確定していることになる。 ワイルドカード・プレーオフ6試合のうち2試合は土曜日、3試合は日曜日、1試合は月曜夜に行われる。ディビジョナル・プレーオフ4試合のうち2試合は土曜日、2試合は日曜日に行われる。カンファレンス・チャンピオンシップおよびスーパーボウルは日曜日に行われる。 下位チームはレギュラーシーズン終了後のオフが短く、プレーオフを1試合多く行い、さらに続く試合もビジターとなるために勝ち進むことは難しい。6チームがプレーオフに進出した2002年シーズンから2019年シーズンまでにスーパーボウルに出場したのべ36チームのうち、シード5-6位(ワイルドカード)は3チーム、シード3-4位は5チームにすぎなかった。
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