トレードセンター前駅とは? わかりやすく解説

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トレードセンター前駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/03 02:04 UTC 版)

トレードセンター前駅
駅全景(2024年12月)
トレードセンターまえ
Trade Center-mae
P09 コスモスクエア (0.6 km)
(0.7 km) 中ふ頭 P11
大阪南港コスモフェリーターミナルは南西にある
所在地 大阪市住之江区南港北1丁目
駅番号  P10 
所属事業者 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
所属路線 南港ポートタウン線(ニュートラム)
キロ程 0.6 km(コスモスクエア起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
6,228人/日(降車客含まず)
-2024年-
乗降人員
-統計年度-
13,206人/日
-2024年-
開業年月日 1997年平成9年)12月18日
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トレードセンター前駅(トレードセンターまええき)は、大阪府大阪市住之江区南港北一丁目にある大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) 南港ポートタウン線(ニュートラム)の。駅番号はP10。 また、中国語表記は意訳した「貿易中心前」である。

以前はOsaka Metroの駅の中で最も西に位置する駅であったが、2025年1月19日夢洲駅が開業したことにより、当駅はその座を明け渡すこととなった。

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線の高架駅で、ホームドアを設置している。改札・コンコースは3階、ホームが2階という構成で、高架駅でありながら橋上駅舎の構成となっている。改札口は1ヵ所のみ。トイレは改札内にある。

当駅は、南港運輸事務所に所属し、コスモスクエア駅の被管理駅である。

のりば

番線 路線 行先[1]
1 南港ポートタウン線
(ニュートラム)
住之江公園方面
2 コスモスクエア方面

出口

出口番号 出口周辺 備考
1 インテックス大阪・グランドプリンスホテル大阪ベイ・ミズノ
日本アイ ビー エム / コスモタワー(大阪府咲洲庁舎)
エレベーターあり
2 ATC(アジア太平洋トレードセンター)連絡通路
コスモタワー(大阪府咲洲庁舎)連絡通路
3 野鳥園・大阪テレポート
シーサイド コスモ
エレベーターあり

利用状況

2024年11月12日の1日乗降人員13,206人(乗車人員:6,228人、降車人員:6,978人)で、ニュートラムの途中駅の中では最も多い。

各年度の特定日利用状況は下表の通り。

年度別特定日利用状況[統計 1][統計 2][統計 3]
年度 調査日 乗車人員 降車人員 乗降人員 出典
メトロ 大阪府
2007年(平成19年) 11月13日 3,601 4,989 8,590 [大阪府 1]
2008年(平成20年) 11月11日 3,697 5,035 8,732 [大阪府 2]
2009年(平成21年) 11月10日 4,963 4,845 9,808 [大阪府 3]
2010年(平成22年) 11月09日 4,208 5,312 9,520 [大阪府 4]
2011年(平成23年) 11月08日 5,347 6,087 11,434 [大阪府 5]
2012年(平成24年) 11月13日 6,565 6,631 13,196 [大阪府 6]
2013年(平成25年) 11月19日 5,691 6,100 11,791 [メトロ 1] [大阪府 7]
2014年(平成26年) 11月11日 5,327 6,090 11,417 [メトロ 2] [大阪府 8]
2015年(平成27年) 11月17日 6,779 6,059 12,838 [メトロ 3] [大阪府 9]
2016年(平成28年) 11月08日 6,543 6,428 12,971 [メトロ 4] [大阪府 10]
2017年(平成29年) 11月14日 6,377 7,530 13,907 [メトロ 5] [大阪府 11]
2018年(平成30年) 11月13日 6,104 6,791 12,895 [メトロ 6] [大阪府 12]
2019年(令和元年) 11月12日 6,238 6,830 13,068 [メトロ 7] [大阪府 13]
2020年(令和02年) 11月10日 5,893 6,462 12,355 [メトロ 8] [大阪府 14]
2021年(令和03年) 11月16日 5,478 6,118 11,596 [メトロ 9] [大阪府 15]
2022年(令和04年) 11月15日 5,336 5,845 11,181 [メトロ 10] [大阪府 16]
2023年(令和05年) 11月07日 5,501 6,330 11,831 [メトロ 11] [大阪府 17]
2024年(令和06年) 11月12日 6,228 6,978 13,206 [メトロ 12]

OTS時代

OTSが管轄していた時期については、特定日の数値ではなく年度別の平均乗車人員が判明している(大阪市統計書より)。なお1997年度については開業日の1997年12月18日からの1日平均の乗車人員である。

年度別平均乗車人員[統計 4]
年度 乗車人員
1997年(平成09年) 2,767
1998年(平成10年) 3,190
1999年(平成11年) 4,425
2000年(平成12年) 4,167
2001年(平成13年) 4,628
2002年(平成14年) 5,264
2003年(平成15年) 3,850
2004年(平成16年) 3,621

駅周辺

アジア太平洋トレーディングセンター(ATC)全景(2012年5月)

バス路線

ATCやコスモタワー、グランドプリンスホテル大阪ベイなどにバス停留所がある。なお、大阪シティバス(旧・大阪市営バス)の停留所に同名の「トレードセンター前」停留所が存在するが、大阪府咲洲庁舎を挟んで向かい側に停留所が立地しており離れている。また、南港ポートタウン線の隣の駅であるコスモスクエア駅前行のバスしか経由しない。

アジア・太平洋トレードセンター前(ATC前)停留所
ATC停留所
コスモタワー停留所
  • 堺駅前・堺東駅前行(南海バス)
グランドプリンスホテル大阪ベイ・星野リゾート リゾナーレ大阪停留所
トレードセンター前停留所
  • 17号系統:コスモスクエア駅前行(大阪シティバス、次のコスモスクエア駅前が終点)

備考

  • 計画段階の当駅の仮称は「コスモスクエア駅」で、隣のコスモスクエア駅の仮称は「海浜緑地駅」であった。
  • 2004年に駅番号を導入した際に、大阪市交通局の路線以外で駅番号を採用する場合、大阪市交通局側の末端駅を11番とし、そこから10, 09, と番号を減らす方式が採用された[注 1]。その後、OTS線の大阪市への路線譲渡が行われたことで大阪市交通局側の末端駅は移動したが、混乱を避けるため駅番号については変更されなかった。現在、当駅が大阪市交通局の駅でありながら11番未満である『P10』になっているのは、その歴史の名残である。

隣の駅

大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
南港ポートタウン線(ニュートラム)
コスモスクエア駅 (P09) - トレードセンター前駅 (P10) - 中ふ頭駅 (P11)
  • ( ) 内は駅番号を示す。

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ 同様の例は、御堂筋線と相互直通運転をしている北大阪急行電鉄南北線にも見られる。

出典

  1. ^ Osaka Metro|トレードセンター前”. 大阪市高速電気軌道. 2023年6月10日閲覧。

利用状況

  1. ^ 路線別駅別乗降人員 - 大阪市高速電気軌道
  2. ^ 大阪府統計年鑑 - 大阪府
  3. ^ 大阪市統計書 - 大阪市
  4. ^ 1日平均の値 『大阪市統計書』

大阪市高速電気軌道

大阪府統計年鑑

関連項目

外部リンク




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