トランスパフォーマンス社DTS-1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/28 06:51 UTC 版)
「ギブソン・ロボットギター」の記事における「トランスパフォーマンス社DTS-1」の解説
ギブソンは「世界初」としてこのシステムを宣伝したが、10年以上前からトランスパフォーマンス社のDTS-1(現AxCent Tuning Systems)がすでに開発されており、1992年頃にジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)はトランスパフォーマンスのシステムを搭載したゴールドトップ・レスポールを翌年のカヴァーデイル・ペイジ日本公演等でも使用していた。又、ペイジの世界的なフォロワーのジミー桜井は、当時日本エレクトロ・ハーモニックス㈱に勤めており、日本の代理店になり市場へ送り出したのに留まらず、DTS-1付きの茶色いエリーデスカラーのレス・ポール・クラシックを所有、使用もしている。他にグラハム・ナッシュ(ザ・ホリーズ)、CSN、エド・ローランド(コレクティブ・ソウル)といったミュージシャンとエンドース契約を結んでいる。トランスパフォーマンスの欠点は、ボディを削りカムシャフトやカンチレバーを埋め込むといった大手術を施さなければならないことである。このシステムは20年前に導入された物で、機能、速度ともにギブソンのシステムを凌駕する物であるが、高価で複雑であり、好みだが楽器の見た目や重さ、サウンドにも影響を与えていた。
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