トナシム【トナシム】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9120号 |
登録年月日 | 2001年 7月 27日 | |
農林水産植物の種類 | なす | |
登録品種の名称及びその読み | トナシム よみ:トナシム | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | タキイ種苗株式会社 | |
品種登録者の住所 | 京都府京都市下京区梅小路通猪熊東入南夷町180番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 島越敏、加屋隆士 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、タイ王国で収集した野生種(Solanum属torvum種)の変異個体であり、草丈が極高で茎葉には刺がなく、青枯病及び半身萎ちょう病抵抗性を有する台木用品種である。草丈は極高、株の広がりは極広、分枝性は中、分枝開張度は開、節間長は長、茎の太さはかなり太、茎色は緑、黒紫程度は淡、茎の毛じは中、葉身の大きさは大、葉身の形は広である。花房当たり花数は一般に3以上、花色は白、果実の大きさは極小、果形は球形、果頂部の形は平滑、果皮色は緑、かぶり方は普通である。青枯病抵抗性は高、半身萎ちょう病抵抗性はかなり高、接ぎ木の難易は難、活着の難易はやや高である。「トルバムビガー」及び「トレロ」と比較して、分枝性が弱いこと、節間長が短いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の農場(滋賀県甲賀郡甲西町)において、タイ王国で収集した野生種(Solanum属torvum種)の中から変異個体を発見、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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