データ ファブリック (Data Fabric)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/10 15:06 UTC 版)
「ネットアップ」の記事における「データ ファブリック (Data Fabric)」の解説
データ ファブリック(Data Fabric)は、NetAppが2014年から提唱する製品や技術を開発する際のコンセプトであり、ビジネス戦略。「クラウドやオンプレミスなど 環境の違いを超えて ユーザーが自由にデータを入出力できるようにしたい」という趣旨。Fabricとは、糸を織った布地の英単語であり、また、コンピュータ ネットワークの世界では相互通信を可能にする膨大なネットワーク接続形態を意味する。 近年におけるクラウド コンピューティング技術の普及に伴い、様々な企業や組織における大規模なシステムやITサービスが、インターネットを介して相互接続される状況になっている。しかしながら、サーバー・ストレージなどのインフラストラクチャ技術領域においては、開発者がデータを取り扱う際に、物理的な格納場所やネットワーク上の論理的な位置などの技術的な制約が存在する。 データ ファブリックは、新しい時代における相互ネットワークの世界の中で、技術的な制約にとらわれず容易にデータを活用できる世界を実現したい、というメッセージである。
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