データ用途
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 13:40 UTC 版)
容量は140 MBで、ファイルフォーマットには特定のオペレーティングシステムに依存しない独自のものを採用している。 PC用ドライブはソニーが1995年7月に発売したSCSI接続のポータブル型ドライブ『MDH-10』とOEM用の内蔵型ドライブの『MDM-111』があり、MDH-10は音楽用MDの再生も可能であるが録音はできない。 一方、PC以外ではソニーから発売されたパーソナルMDファイルの「DATA EATA」 やデジタルカメラなどの製品で利用できる。 また、1994年(平成6年)にはMD DATAで画像を扱うための規格としてPicture MDが発表された。この規格の採用製品はデジタルカメラが主で、1996年(平成8年)10月10日に発売されたソニーのサイバーショット『DSC-F1』の画像形式であるPIC_CAMで採用された。DSC-F1はMDデータドライブを搭載していないが、同年11月10日に発売されたソニーのデジタルピクチャーアルバム『DPA-1』 はドライブを搭載しており、DSC-F1からIrDAを利用して、MDデータディスクに画像を保存できる。その後1997年にはドライブを搭載したデジタルカメラも発売された。これらは音楽用MDの録音再生も可能である。 また、業務用機器にも採用された。
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