デモンパラサイト異聞 鬼御霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/02 10:17 UTC 版)
「デモンパラサイト」の記事における「デモンパラサイト異聞 鬼御霊」の解説
『デモンパラサイト異聞 鬼御霊』(以下『異聞』と略)は、2008年に発売された和風伝奇アクション物のテーブルトークRPGである。『デモンパラサイト』シリーズとほぼ同一のルールを使っており、『デモンパラサイト』と『異聞』はそれぞれをサプリメントとして互いのゲームに導入できる。販売側は『異聞』を「独立型サプリメント」という名前で呼んでいる。 『異聞』の世界は現代日本であるが、この世界でははるか古来より、悪鬼や妖怪と呼ばれてきた「荒神憑き」が暗躍しており、それらと退魔の力を持った「覚醒者」たちとの戦いが続いている。PCたちはこの「覚醒者」となり、荒神憑きを鎮めるために人知れず戦うこととなる。 「荒神憑き」も「覚醒者」も、鬼御霊(おにみたま)と呼ばれる霊的なモノに憑かれており、それにより超常的な力を発揮できる。「荒神憑き」に憑いている鬼御霊を荒魂(あらみたま)と呼び、「覚醒者」に憑いている鬼御霊を和魂(にぎみたま)と呼ぶ。 鬼御霊は『デモンパラサイト』の共生生物に相当しており、荒魂はヴィシャス、和魂はマイトにあたる。『異聞』では鬼御霊として以下が追加されている。なお、『異聞』の世界は『デモンパラサイト』と同一の世界観を共有しており、鬼御霊と同時に共生生物も存在するため、共生生物と鬼御霊を多重共生させることも可能。 フツノミタマ 物体変化の能力を持つ。様々な物体を武器に変えて攻撃したり、物体や空間から情報を読み取ることができる。 名前の由来はタケミカヅチの別名とも言われる神剣、布都御魂。 イツノオハバリ 肉体変化の能力を持つ。肉弾戦型という点ではヴォージェに近いが、攻撃より防御に秀でている。 名前の由来はイザナギがカグツチを殺すのに用いた剣、伊都之尾羽張神。 アメノトリフネ 風を操る能力を持つ。飛行能力や風を操って攻撃に用いることが可能。 名前の由来はタケミカヅチの副神にして神が乗る船の名である天鳥船神。 クロミカズラ 自身の視線や血液に呪力を乗せて攻撃することを得意とする。 名前の由来はイザナギが黄泉下りのさい、黄泉の追っ手に投げつけた髪飾りである黒御鬘。 モノザネ 守護霊を具現化させ、攻撃や防御に用いることができる。自身を補助する存在を生み出すという点でウォーコイトに似ている。 名前の由来はアマテラスとスサノオの誓約の際に神々を生み出した道具、武具である物実。
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