デザイン・ウェブサイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 17:20 UTC 版)
デザインの分野では、色覚異常者に重要な表示が読みづらくなる可能性を考慮して、特定の色遣いを避けることが推奨されている。ウェブサイト設計においては、前景色と背景色の色差、明度差を一定以上にするようW3Cがガイドラインを示している。 赤(R)、緑(G)、青(B)の明るさをそれぞれ0 - 255の256段階で表す明度差 表示された際の明るさの差を表す 明度差は(R×299 + G×587 + B×114 )/ 1000 で計算する 明度差は125以上が望ましい 色差 表示された際の色相の差を表す 色差は、RGBそれぞれの前景色と背景色の差を取り、合計したもの 色差は500以上が望ましい これらの対応を行うことにより、色覚異常があっても読みやすい表示ができるという説がある。加えて、白黒表示環境など多様な環境からのアクセシビリティを確保できることにもつながると考えられ、バリアフリーの範疇に含まれる手法とみなすことが可能となる場合がある。
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