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テレポート6 (北海道放送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/17 15:12 UTC 版)

テレポート6
ジャンル 報道番組
出演者 キャスター参照
製作
制作 北海道放送
放送
音声形式モノラル
放送国・地域 日本
放送期間1975年2月3日 - 1999年12月28日
放送時間放送時間の変遷を参照
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テレポート6テレポートシックス)は、北海道放送(HBCテレビ)1975年2月3日から1999年12月28日まで放送されていた夕方のローカルニュース番組である。

概要

1975年2月、北海道におけるローカルワイドニュースの先駆けとしてスタートした。放送開始当初、本番組が放送されていた夕方に放送される番組は、再放送を含めたアニメ番組がほとんどであり、全国的にも『RABニュースレーダー』(青森放送)や『山陽TVイブニングニュース』(山陽放送)などごくわずかしか存在しない時代であった。

開始5年後には、番組の好調を受け、1980年1月5日から『テレポート6』のロゴを併記した本番組の土曜版『土曜テレポート』がスタートした。土曜版は1986年3月29日までは『土曜テレポート』のタイトルで放送され、同年4月5日からは平日同様『テレポート6』となる。その後、土曜版は1996年4月6日から『WE!テレポート6』として放送されたが、1999年3月27日に終了した。番組タイトルにある『テレポート6』の6は、キー局TBSテレビの『テレポートTBS6』とは異なり、番組開始時間である午後6時を意味する[1]

1980年代後半からは番組名にHBCの冠を付けて『HBCネットワーク テレポート6(通称:HBCテレポート6)』としたことがあった。

『テレポート6』というタイトルは、のちにHBCのキー局であるTBS、HBC同様テレビネットワークがJNN加盟の北陸放送もローカルニュース番組のタイトルとして採用し(『テレポートTBS6』【1975年10月 - 1990年3月】、『MROテレポート6』【1976年10月 - 2003年3月】)、同じくJNN加盟局の山陰放送もローカルニュース番組のタイトルとして『テレポート』を採用している(『テレポート山陰』【1977年4月 - 】)

2000年1月より『テレポート2000』としてリニューアルしたが、2006年4月14日をもって終了し、『テレポート6』から続いた31年の歴史に幕を下ろした。

『テレポート2000』終了後は、この時間帯は『Hanaテレビ』、『総力報道!THE NEWS HBC』、『NEWS1』、『北海道NEWS1』と引き継がれ、現在は『今日ドキッ!』が放送されている。

歴代のオープニング

  • 初期 お天気カメラ、ないしは当日の主要重要ニュースの映像がバック。星をイメージしたアニメから午後6時を示すアナログ時計(画面左・中・右に1個ずつ。最初は真ん中のところだけが6時を示し、ステージのカーテンコールのような状態になる。のち左右のアニメと重なる)。そこから「6」の白抜きがズームダウンし、画面中央から「テレポート」の文字が回転しながらズームアップする。
  • 1990年代 ニューススタジオの全景を映し、左上に「テレポート6」右下に「HBCネットワーク」と表記。

放送時間の変遷

期間 放送時間(JST
月 - 金曜日 土曜日
1975.2.3 1979.12.28 18:00 - 18:30(30分) 放送なし
1980.1.4 1985.3.30 17:30 - 18:00(30分)[2]
1985.4.1 1990.3.31 17:30 - 17:52(22分)[2]
1990.4.2 1990.12.29 17:57 - 19:00(63分)[3]
1991.1.4 1993.4.3 17:25 - 17:52(27分)
1993.4.5 1993.9.30 17:55 - 19:00(65分)[3] 18:00 - 18:30(30分)[4]
1993.10.1 1999.3.27 18:30 - 19:00(30分)[5]
1999.3.29 1999.12.28 放送終了

歴代キャスター

男性キャスター

  • 石崎岳(元衆議院議員)[6]
  • 小野垣親士(現・HBCフレックス社長)
  • 小池弓夫(土曜テレポートも担当 沢口と隔月交代)[7][8][9]
  • 沢口孝夫(初代キャスター、土曜テレポートも担当 小池と隔月交代)[7][8][9]
  • 田村英一[10][11]
  • 向田宣威
  • 島森則夫
  • 横田久(WE!テレポート6担当)
  • 村形貞彦
  • 桜井宏(土曜担当)
  • 卓田和広(土曜担当)

女性キャスター

その他

  • かつてはJNN東北・北海道交換ニュース(当放送局と青森テレビ岩手放送東北放送福島テレビテレビユー福島)を放送していた。
  • 大泉洋が年末特番として拡大版のテレポート6内で『テレポート洋』と題し、2年間(2回)臨時キャスターとして出演した。取材内容は「田中真紀子突撃取材」など。あまりの可笑しさに、VTRを見ていた本来のキャスターが笑い転げる場面もあった。[12]
  • 放送開始から1990年3月までのオープニングテーマ音楽は、福居良が担当した。

脚注

  1. ^ TBSの「テレポートTBS6」、並びに北陸放送の『MROテレポート6』は放送開始の午後6時であるとともに、親局送信所のチャンネルである6chを意味する。HBC函館放送局のチャンネルは、HBCのキー局TBSと同じ6chだった。
  2. ^ a b 1980年1月-1986年3月「土曜テレポート」として
  3. ^ a b JNNニュースの森』を内包
  4. ^ 1996年4月から1999年3月は「WE!!テレポート6」として
  5. ^ 1994年9月30日まで『HBCゆうやけワイド・テレビ一番星』に内包。
  6. ^ a b 『Hoppoken = 北方圏 北の今・人・明日』第88号、北方圏センター、1994年7月8日、 115頁、 NDLJP:2832904/58
  7. ^ a b c d 『Hoppoken = 北方圏 北の今・人・明日』第36号、北方圏センター、1981年7月1日、 115頁、 NDLJP:2832852/58
  8. ^ a b c d 『Hoppoken = 北方圏 北の今・人・明日』第42号、北方圏センター、1983年1月1日、 127頁、 NDLJP:2832858/64
  9. ^ a b c d 『Hoppoken = 北方圏 北の今・人・明日』第46号、北方圏センター、1984年1月1日、 127頁、 NDLJP:2832862/64
  10. ^ a b c 『Hoppoken = 北方圏 北の今・人・明日』第68号、北方圏センター、1989年7月10日、 111頁、 NDLJP:2832884/56
  11. ^ a b c 『Hoppoken = 北方圏 北の今・人・明日』第78号、北方圏センター、1992年1月1日、 127頁、 NDLJP:2832894/64
  12. ^ その縁か、その後に大泉が、道内他局バラエティー番組のコーナーで、田中のものまねをやっていた。
HBCテレビJNN 平日夕方のローカルニュース
前番組 番組名 次番組
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テレポート6

HBCネットワーク テレポート6
(通算:1975.2.3 - 1999.12.28)
テレポート2000
(2000.1.4 - 2006.3.31)
HBCテレビ(JNN) 土曜夕方のローカルニュース
HBCニュース
(第1期)
土曜テレポート

HBCネットワーク テレポート6

WE!テレポート6
(通算:1980.1.5 - 1999.3.27)
HBCニュース
(第2期)
HBCテレビ 土曜 17:30 - 18:00
笑って!笑って!!60分
(1976.4.17 - 1979.12.29)
TBS制作
※17:00 - 18:00
【土曜 13:00 - 13:55(同時ネット)に移動、かつ5分縮小して継続】
土曜テレポート

テレポート6

HBCネットワーク テレポート6
(通算:1980.1.5 - 1993.3.27)
新伍のワガママ大百科
18:00枠から移動。
ここから2002年3月まで土6枠1週遅れネット
HBCテレビ 土曜 18:00 - 18:30
新伍のワガママ大百科
(→枠交換)
HBCネットワーク テレポート6

WE!テレポート6
(通算:1993.4.3 - 1999.3.27)


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