テムル・ブカ (淮王)
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テムル・ブカ（Temür buqa, モンゴル語: Төмөр буха, 中国語: 帖木児不花、至元23年（1286年）[1] - 至正28年8月2日（1368年9月14日））は、モンゴル帝国の皇族で、第5代皇帝クビライ・カアンの孫。大元ウルスの末期に有力皇族として叛乱鎮圧に功績を挙げ、最後には大都陥落とともに戦死したことで知られる。
- ^ 「至正二十八年（1368年）に83歳で亡くなった」という記述からの逆算
- ^ 『元史』巻30泰定帝本紀2,「[泰定三年十一月]戊午……封諸王鉄木児不花為鎮南王、鎮揚州」
- ^ 『元史』巻32文宗本紀1,「[致和元年七月]賜西安王阿剌忒納失里・鎮南王帖木児不花・威順王寛徹不花・宣靖王買奴等、金各五十両・銀各五百両・幣各三十匹」
- ^ 『元史』巻32文宗本紀1,「[致和元年冬十月]庚子、以梁王王禅第賜諸王帖木児不花」『元史』巻32, 「[致和元年十二月]甲午、以王禅奴婢賜鎮南王鉄木児不花及燕鉄木児」
- ^ a b 野口1986, 78-79頁
- ^ 『元史』巻31明宗本紀,「[天暦二年三月]丁丑、皇太子発京師。鎮南王帖木児不花、諸王也速・斡即・答来不花・朶児只班・伯顔也不干、駙馬別闍里及扈衛百官、悉従行」
- ^ 『元史』巻33文宗本紀2,「[天暦二年十二月]乙未、改封前鎮南王帖木児不花為宣譲王。初、鎮南王脱不花薨、子孛羅不花幼、命帖木児不花襲其爵。孛羅不花既長、帖木児不花請以王爵帰之、乃特封宣譲王、以示褒寵」
- ^ 村岡2013, 115頁
- ^ 『元史』巻38順帝本紀1,「[至元元年十二月]壬戌、撥廬州・饒州牧地一百頃、賜宣譲王帖木児不花」
- ^ 『元史』巻39順帝本紀2,「[至元二年十一月]辛酉、賜宣譲王帖木児不花市宅銭四千錠、詔帖木児不花王府官属、朝賀班次列於有司之右」
- ^ 『元史』巻42順帝本紀5,「[至正元年三月]甲寅、給還帖木児不花宣譲王印、鎮淮西」
- ^ 『元史』巻42順帝本紀5,「[至正十二年五月]乙丑……宣譲王帖木児不花、諸王乞塔歹・曲憐帖木児及淮南廉訪使班祝児並平賊有功、賜金系腰・銀・鈔有差」
- ^ 『元史』巻47順帝本紀10,「[至正二十七年閏月]辛亥、帖木児不花進封淮王、賜金印、設王傅等官」
- ^ 『元史』巻47順帝本紀10,「[至正二十八年閏月]甲子、擴廓帖木児自晋寧退守冀寧。大明兵至通州」
- ^ 『元史』巻47順帝本紀10,「[至正二十八年閏月]乙丑……詔淮王帖木児不花監国、慶童為中書左丞相、同守京城」
- ^ 『元史』巻47順帝本紀10,「[至正二十八年八月]庚午、大明兵入京城、国亡」
- ^ 『元史』巻117列伝4帖木児不花伝, 「俄而城破、帖木児不花死之、年八十三」
- ^ 岡田2010, 188頁
- ^ 曹2012, 54-58頁
[続きの解説]
「テムル・ブカ (淮王)」の続きの解説一覧
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- 2 テムル・ブカ (淮王)の概要
- 3 王号
- 4 参考文献
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