テオドルス (対立教皇)とは? わかりやすく解説

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テオドルス (対立教皇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/18 23:41 UTC 版)

テオドルス
第8代 ローマ対立教皇
教皇就任 687年
教皇離任 687年
先代 ディオスクルス
次代 パスカリス
個人情報

テオドルス(生没年不詳)は、ローマ教皇であるコノンセルギウス1世対立教皇である(在位:687年)。

生涯

686年8月に行なわれた教皇選挙で立候補したが、コノンに敗れた。このため687年に対立教皇として擁される。コノンが687年9月21日に死去すると、再び教皇選挙に立候補した。しかしテオドルスに不満を抱く一派がパスカリスを擁立し、さらに東ローマ帝国の有力な出先機関ともいえるラヴェンナ総督を買収して味方につけたため、テオドルス派とパスカリス派双方はラテラノ宮殿を半分ずつ占領して対立を続けた。

この異常事態に憂慮したローマ市民は687年12月15日にセルギウス1世を擁立して両者の退位を求めた。テオドルスは市民の要求を受け入れて退位したという。

参考文献




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