チャーチル AVRE
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チャーチルMk.III / Mk.IV AVRE 最初に"AVRE"の名が冠されたモデルで、1944年6月のノルマンディー上陸作戦において活躍した。チャーチルMk.IIIの溶接砲塔、あるいはMk.IVの鋳造砲塔にペタード臼砲を搭載したもので、乗員数は戦車型の5名から6名に増やされている。 基本型のチャーチルAVREをベースに、超壕用の大量の粗朶束を運搬するフレームを装着したタイプや、"カーペットレイヤー"・"ボビン"と呼ばれる巻き上げ式の敷設路を搭載したタイプが製造され、これらの車両は運用した第79機甲師団(英語版)の指揮官であったパーシー・ホバート少将の名をとってホバーツ・ファニーズと呼ばれた。 チャーチルMK.VII AVRE 第二次世界大戦後に開発されたモデルで、主砲としてL9A1 165mm破砕砲を搭載する。 ボービントン戦車博物館のチャーチルMk.III AVRE。 フランス、ノルマンディーに展示されているチャーチルMk.IV AVRE。 "ボビン"の敷設を行うチャーチルMk.IV AVRE。1944年6月。 粗朶束を積んだチャーチルAVRE。1944年12月頃。 戦後型のチャーチルMK.VII AVRE。
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チャーチルAVRE
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「ホバーツ・ファニーズ」の記事における「チャーチルAVRE」の解説
詳細は「AVRE」を参照 チャーチル歩兵戦車をベースにした戦闘工兵車で、チャーチルMk.IIIあるいはMk.IVの主砲をバンカー攻撃用のペタード臼砲に換装し、車体前方両側面に特殊機材を装着するアダプターを取り付けたものが基本形である。 チャーチルAVREに装着される特殊機材としては、巻き上げ式の敷設路を搭載した"ボビン"、超壕用の粗朶束を運搬するフレーム、9メートルの橋を30秒で架設可能な突撃橋、地雷処理用のマインプラウ、コンクリート製構造物爆砕用の爆薬を車体前方に保持し起爆する"ダブルオニオン"などさまざまなタイプがあった。
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