二重船殻構造
ダブルハル(二重船殻構造)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 02:18 UTC 版)
「タンカー」の記事における「ダブルハル(二重船殻構造)」の解説
1989年にアラスカ沖で発生したタンカー「エクソン・バルディーズ号」の座礁事故で、原油流出による大規模な環境汚染が発生したため、1992年よりIMO(国際海事機関)の取り決めで1993年7月以降に建造契約されるか、または1996年以降完成の積載重量600トン以上の新造油槽船については船体全部が二重船殻(ダブルハル:Double Hull)構造とし、既に建造済みの一重船殻(Single Hull)タンカーの廃船を促すなど、事故発生時の環境負荷リスクの低い油槽船への切り替えが義務付けられた。
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