ターミナル2サテライト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 05:01 UTC 版)
「ミュンヘン空港」の記事における「ターミナル2サテライト」の解説
ターミナル2サテライトは東側エプロンにあった荷捌き場を拡張・増築したもので、延長609m、延床面積は125,000m2である。ターミナル2と同様にシェンゲン内外の路線を階別で扱い、Kはシェンゲン域内、Lはシェンゲン域外向けである。レストランやショップ、ラウンジなどがあるが、チェックインカウンターなどはターミナル2にしかない。 ターミナル2との連絡はボンバルディア・トランスポーテーションのピープルムーバーInnovia APM 300を用いている。。ターミナル2の建設当初より荷捌き場へ向けて未使用のトンネルが用意されており、そこを4両のピープルムーバー2編成が交互に走行している。4両のうち2両がシェンゲン域内扱いで、1両がシェンゲン域外扱い、1両はEUの保安基準を満たさない国からの到着客、というように区分されている。所要時間は1分。 ターミナル1の旅客数は余裕があったのに対し、ターミナル2の旅客数は2013年に2750万人と計画を大きく超えており、ターミナル2の拡張を必要としていた。サテライトの建設は2010年に承認され2012年に着工、2015年末に竣工した。1月からボランティアの協力でテストを重ね、2016年4月22日に開業式を行い、26日より運用されている。全体で6億5000万ユーロかかり、それは空港会社とルフトハンザが支出した。これによって旅客容量は年間1100万人増えた。 ミュンヘンエアポートセンター ゲートラウンジ(ターミナル1) チェックインカウンター(ターミナル2) ターミナル2(左)とターミナル2サテライト(右) ミュンヘン空港にずらりと並ぶルフトハンザ機
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