タチコマの劇中での活躍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 16:26 UTC 版)
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(以後『S.A.C.』) 任務終了後は全機の記録を並列化し、機体による個体差をなくすように調整されているが、バトーが1機のタチコマに対し無断で継続的に与えていた天然オイルにより、ニューロチップのタンパク質が一部溶解。その事により本来メンテナンス及びメモリの並列化時に消去されていたはずの記憶の一部が溶出したタンパク質に残されており、そこから削除された情報を復元してしまったことで各個体がそれぞれ別々の個性を持ち始め、復元した記憶や体験から自分たちの理解できない「死」の概念を理解しようと思索を巡らせるようになる。 終盤、その事によって起こるトラブルを危惧した素子の判断で全機ラボに返送の上、民間に払い下げか解体されることとなったが、解体されずに払い下げられ生き残った3機のタチコマがバトーの危機に際して自らの意思でバトーを救出すべく行動を開始。2機はアームスーツからの攻撃で大破、残った1機も大破したタチコマの1機が最期に放った液体ワイヤーを利用して自身に装填してあったグレネード弾ごとアームスーツに激突して爆散した。
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