タイトルについての考察
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/20 07:37 UTC 版)
「オクタヴァリウム」の記事における「タイトルについての考察」の解説
はじめにバンドがつけようとしていた名前は、ずばり「オクターヴ」だった。しかし、プログレッシヴ・ロックバンドのSpock's Beardが2005年の初めに(8作目の)アルバムOctaneを発売したため、ドリーム・シアターは少し異なる名前をつけることを決めた。 やがて、Octaveとして知られる期間を参照しているカトリック教会の典礼書Octavarium Romanumを参考にしたタイトルを考えた。 また、タイトルは音楽用語「オクターヴ」にも共通している。最初の曲のタイトルは"The Root of All Evil"であり、「根音 (Root)」、2nd(2度)、3rd, 4th, 5th, 6th, 7th, 「オクターヴ」と続く。ほかにも、タイトルはラテン語で「様々な(varium)8つ(octa)」を意味し、そのことはアルバムが全8曲であり、バンドがアルバムの8曲がすべて異なったスタイルであることを示唆している。しかしながら、これは不正確なラテン語である。ラテン語で、8は"octo"であり"octa"ではなく、"varium"は複数を示すのであれば特異な表現である。 "octavus"がラテン語で「8番目」を指すことから、以上はおそらくオクタヴァリウムがバンドの8番目のアルバムという事実から導かれたことである。 別の解釈は、"-arium"の接尾語は何かが保持されている場所を指すために使われているということで、この場合は「オクターヴ」である。タイトルトラックの歌詞を考えると、octaveと-ariumの言葉からかばん語"octavarium"を作っているので、このことは真実に最も近いといえる。
※この「タイトルについての考察」の解説は、「オクタヴァリウム」の解説の一部です。
「タイトルについての考察」を含む「オクタヴァリウム」の記事については、「オクタヴァリウム」の概要を参照ください。
- タイトルについての考察のページへのリンク