ゾンタとは? わかりやすく解説

ゾンタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 15:46 UTC 版)

十人委員会 (ヴェネツィア共和国)」の記事における「ゾンタ」の解説

こうした正規委員参加者の他に、ゾンタ(イタリア語版)と呼ばれる追加委員置かれていた時期もある。ゾンタは、1355年当時ドージェであったマリーノ・ファリエロクーデターの咎で処刑する際、その決定にかかわる人数増やすことで、正当性をより広範に承認させ責任分散させる目的初め導入された。彼らの人数時期により1520人と一定されていなかったが、1529年からは15人と定められた。彼らは元来臨時アドヴァイザー委員という立場であったが、十人委員会そのもの同様に次第常設ポストとなっていった。彼らは全ての審議参加でき、殆どの決議に関して投票権有するなど正規委員同等権利有した一方で正規委員課される再任禁止期間が存在せず老人派の重要人物交代無し権力維持し続けその拠点とした。再任禁止期間は存在しないものの、ゾンタの任期正規委員同様に毎年10月1日から9月30日までの1年間とされた。

※この「ゾンタ」の解説は、「十人委員会 (ヴェネツィア共和国)」の解説の一部です。
「ゾンタ」を含む「十人委員会 (ヴェネツィア共和国)」の記事については、「十人委員会 (ヴェネツィア共和国)」の概要を参照ください。

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