ソンツェン‐ガンポ【Sroṅ-btsan sgam-po】
ソンツェンガンポ
ソンツェン・ガンポ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/04 14:55 UTC 版)
ソンツェン・ガンポ(チベット語:སྲོང་བཙན་སྒམ་པོ་、ワイリー方式: srong btsan sgam po、581年[1]? - 649年もしくは650年[2])は、古代チベットの王(在位593年 - 638年、643年 - 649年もしくは650年)。チベット初の統一王国(吐蕃)を樹立し[3]、チベットに初めて仏教を導入した人物として知られる[4]。本名はティ・ソンツェン(ཁྲི་སྲོང་བཙན།、khri srong btsan)であり、ソンツェン・ガンポは後世の人間による尊称である[5]。漢文史料では松賛干布、棄宗弄讃と表記される。
注釈
出典
- ^ 山口『チベット』下、27頁
- ^ a b c デエ『チベット史』、46頁
- ^ 正木『裸形のチベット チベットの宗教・政治・外交の歴史』、43頁
- ^ 石濱「チベット仏教世界の形成と展開」『中央ユーラシア史』、256頁
- ^ a b c d e f g 佐藤「ソンツェンガンポ」『世界伝記大事典 世界編』5巻、502-503頁
- ^ 石濱「チベット仏教世界の形成と展開」『中央ユーラシア史』、250-251頁
- ^ a b 山口『チベット』下、18頁
- ^ 江上『中央アジア史』、531頁
- ^ 山口『チベット』下、19-20頁
- ^ a b 山口『チベット』下、20頁
- ^ a b デエ『チベット史』、40頁
- ^ 正木『裸形のチベット チベットの宗教・政治・外交の歴史』、44-45頁
- ^ a b 山口『チベット』下、23頁
- ^ 正木『裸形のチベット チベットの宗教・政治・外交の歴史』、45頁
- ^ 石濱裕美子『チベットを知るための50章』(エリア・スタディーズ, 明石書店, 2004年5月)、27頁
- ^ 江上『中央アジア史』、130頁
- ^ 山口『チベット』下、28頁
- ^ 山口『チベット』下、20-21頁
- ^ 山口『チベット』下、21頁
- ^ 正木『裸形のチベット チベットの宗教・政治・外交の歴史』、44頁
- ^ 山口『チベット』下、21-22頁
- ^ 佐伯和彦『ネパール全史』(世界歴史叢書, 明石書店, 2003年9月)、104-105頁
- ^ 金子「ソンツェン・ガンポ」『アジア歴史事典』5巻、410頁
- ^ 石濱「チベット仏教世界の形成と展開」『中央ユーラシア史』、250頁
- ^ a b デエ『チベット史』、42頁
- 1 ソンツェン・ガンポとは
- 2 ソンツェン・ガンポの概要
- 3 文化事業
- 4 参考文献
固有名詞の分類
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