セントルイス・カー・カンパニー、プルマン製車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 05:49 UTC 版)
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1955年にシカゴ・アンド・ノース・ウェスタン鉄道(C&NW, Chicago and North Western Transportation Company)に向けてセントルイス・カー・カンパニーやプルマンが製造したギャラリーカーは、バッド製とは異なり鋼製車体を有していた。続けて1958年以降プルマンに発注が行われた車両は、従来の客車に加え運転台を2階部分に設置した制御客車も製造された。これにより従来の機回しが不要となり、機関車とギャラリーカーの編成によるプッシュプル運転が開始された。当初は脱線を危惧する見方もあったが杞憂に終わり、北米各地にプッシュプル列車が多数登場するきっかけとなった。また、冷暖房や照明用の電源を機関車側に集中させる集中電源方式を採用しており、軽量化も実現した。 これらはバッド製など他社が製造した車両との混結が可能であり、シカゴの旅客列車などで多く見る事ができた。 サザン・パシフィック鉄道(SP)が所有していたギャラリーカー SPからアムトラックに受け継がれた車両も存在した メトラに受け継がれた各鉄道のギャラリーカー バージニア急行鉄道(VRE)に譲渡されたプルマン製車両 セントルイス・カー・カンパニー、プルマン製ギャラリーカー 主要諸元シリーズC&NW向け車両形式? ? ? 車番? ? ? 製造年1955年 1958年 - 1960年 車種客車 制御客車 客車 軌間1,435mm 着席定員161人 ? 161人 全長約26m 全高約4.8m 自重63.5t ? 54.0t 参考
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